ルーフテントに首はさまれ男性死亡　トラックに設置

　中国メディアの新京報などによると、四川省成都市で11日、ピックアップトラックの荷台に設置した電動ルーフテントを展開中、車の所有者の男性が首をはさまれ死亡した。

　電動ルーフテントを製造した、アウトドア用品メーカーの秋野地戸外装備科技（秋野地、福建省アモイ市）は「事故原因の調査に全面協力する」とコメント。ピックアップトラックを製造した長城汽車（河北省保定市）も調査への協力を約束した。

　秋野地が製造した電動ルーフテントは、商品名が「山海居露営テント」。同社は事故を重く受け止めて、事故が起きた11日、調査チームを現地に派遣した。同社によれば、事故は電動ルーフテントが展開中、ユーザーはテント内で事故に遭った。

　ピックアップトラックは、長城汽車の「長城ホウ（火へんに包）」。報道によれば、購入から半月しかたっておらず、ネット上では車に問題があったとの指摘も出ている。

　長城汽車の販売部門の担当者によれば、死亡した男性の遺族と話し合いを行っているが、近くにいた男性の友人の女性は、リモコンで止めようとしたが効果がなかったという。

　長城汽車の担当者によれば、秋野地は、電動ルーフテントの取扱説明書通りの操作を行わなず、事故に遭った可能性があるとみている。

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