北京の遊園地で観覧車故障、数十人が30分宙吊り

遊園地 北京市西部の石景山遊園地で29日、観覧車が突然停止し、数十人の客が約30分宙吊りになった。けが人はなかった。安全装置が作動して電気が止まったためとみられ、遊園地がさらに詳しく原因を調べている。30日付北京商報が伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 客の1人は「観覧車に乗っている人は非常に多かった。みんなが騒いで、コンドラが激しく揺れたのが停止の原因ではないか」と話している。遊園地は、定員以上の客を乗せることはしていないと説明している。

 石景山遊園地は1986年開園の老舗遊園地。停止した観覧車は同園の目玉で今年4月に運転を始めた。高さ100メートルで、ゴンドラは8人乗り42台。18分で一周する。

 北京の各遊園地には大型アトラクションが計340台あり全国的にも数が多い。アトラクションの大型化が進んでおり、当局が安全性の監督を強化している。

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