
鐘落潭鎮は広州市白雲区北部で、広州市中心部から約30キロ。四つの村落では民家や二階建ての工場壊れた。道路両側の樹木や電柱が横倒しになった。
香港メディアの星島日報によると、広州の強い竜巻により、鐘落潭鎮の長さ約1.7キロ、幅280平方メートルの範囲で被害が出た。工場141カ所が損壊したが、民家の損害はなかったとの情報もある。
広州市では27日、対流活動の活発化により、各地で大粒のひょうが降った。一部は大人のこぶし大で、車のガラスが割れたり市場の屋根に無数の穴が空くなどの被害が出た。
広州市は南シナ海から暖かく湿った空気が流入。27日午後4時現在、4月の累計雨量が455.8ミリに達した。4月の雨量としては1951年以降で最多を更新した。