
起訴状によると、劉元行長は約1億2100万元(約26億円)相当の金品を受け取った疑い。また、条件を満たさないのに、元行長が関係する企業団体に33億2000万元の融資を行い、1億9000万元の損失を発生させた罪にも問われている。
今年3月、中国共産党中央規律検査委員会が劉元行長への調査を始め、10月に検察に送った。同委員会は劉行長に対し「理想と信念を失い、使命に背いた」、「禁書を携帯して持ち込んだ」、「権力を使い金融を食い物にした」などと非難した。
中国では最近、銀行の最高幹部多数が相次いで汚職の罪に問われている。約1週間前には、3億8600万元の収賄罪に問われた中国人民銀行(中央銀行)の範一飛・元副行長の公判が行われ、範氏は罪を認めた。
4月初めには、金融グループ、中国光大集団のトップだった唐双寧・元党委員会書記が収賄罪で起訴。唐氏の後任者の李暁鵬氏も同罪で検察に送られた。
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◇出典

金融贪腐案连连 中国银行原行长认罪 – DW – 2024年4月24日
中国银行原行长刘连舸被控非法索取收受1.21亿元,违规放贷33.2亿元。近来有多名中国银行金融高官因贪腐罪名被控。