米国のイエレン財務長官が4日夜、広東省広州市に到着した。イエレン氏の財務長官就任後、訪中は2回目。長官は広州で一連の行事に出席後、北京に向かい中国高官と会談。9月に中国訪問を終える。台湾の中央通信社が4日伝えた。（写真はRFAのサイト）
中国メディアによれば、中国の廖岷・財政次官が空港でイエレン長官を出迎えた。長官は5日午後、在中国米商工会議所主催のイベントに出席し、米中経済関係について講演を行う。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によれば、イエレン長官は、中国の生産能力過剰を問題視していることを伝える見通し。特に太陽光発電などクリーンエネルギー関連の製品が生産過多で、世界が吸収できないことを伝えるとみられる。
イエレン長官は先に、米カリフォルニア州で記者の質問に答え、米政府が自国の電気自動車（ＥＶ）と車載用電池、太陽電池などへの支援を検討する一方、米国の産業を保護するための措置を導入する可能性を示唆した。
在米の中国人専門家によると、生産能力過剰問題の核心は中国政府の補助金問題。米国は市場経済であり、高額の補助金により需給関係が破壊されている。市場競争がゆがめられ、消費者と市場が損失を被っている。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/jingmao/kw-04042024101857.html
https://std.stheadline.com/realtime/article/1990981/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E8%80%B6%E5%80%AB%E6%8A%B5%E5%BB%A3%E5%B7%9E-%E5%86%8D%E5%B0%B1%E7%94%A2%E8%83%BD%E9%81%8E%E5%89%A9%E5%90%91%E4%B8%AD%E5%9C%8B%E6%96%BD%E5%A3%93
https://www.cna.com.tw/news/acn/202404040297.aspx
◇参考情報