
同紙によれば、多国籍企業は、中国の司法制度に対する懸念を深めている。外国企業は、中国市場のリスクを慎重に評価することが求められている。
同紙によれば、米国企業幹部が6年前、定期的な出張のため、上海浦東国際空港からサンフランシスコに向かおうとした際、出入国検査の係官から出国を禁じられた。幹部は別の空港から出国を試みたが、係官の反応は同じだった。幹部はその後も今日まで、中国に足止めされている。
中国の裁判所による司法的な手段により、無数の外国企業幹部が中国に足止めとなている。しかも、たいていはいつ出国を許されるかが分からない。
多くが民事、特にビジネス上の紛争が理由。個人的な責任がなかったり、紛争発生前に退職していても、出国禁止の対象になっている外国人もいる。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/jingmao/ql2-04022024081805.html
https://www.wsj.com/world/china/chinese-exit-bans-business-c38cb10c?mod=china_more_article_pos5
◇参考情報