香港国家安全維持条例が発効 英など各国で抗議活動

 2024年3月26日安全条例米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、国家反逆やスパイの処罰を盛り込んだ香港の「国家安全維持条例」(香港基本法23条)が23日発効した。香港の世論がほぼ沈黙する中、英国など世界各地に住む香港人が同日、デモなどの抗議活動を行った。(写真はRFAのサイト)

 ロンドンの英外務省前では約200人が集まり、香港の経済貿易代表事務所までデモ行進した。参加者は、英政府が香港に対する歴史的、道義的な責任があるとして、中国と香港高官への制裁強化など具体的な行動に踏み切るよう呼び掛けた。豪シドニーでも約100人が市庁舎前で集会を行った。

 シドニーでの抗議活動には、シドニー工科大の馮崇義副教授ら中国人の民主活動家も参加した。馮副教授は「腐敗した独裁政権が民衆を抑圧するための法律だ」と語り同条例を批判した。

 米首都首都ワシントンの連邦議会議事堂前では、連邦議会上下両院の超党派の議員が22日、共同で記者会見し、国家安全維持条例に反対するため、立法か制裁を行うよう呼び掛けた。

◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/gangtai/al-03232024170551.html

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/gangtai/cl-03232024124554.html

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/gangtai/sh-03222024184541.html

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/ec-03222024235733.html

◇参考情報
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