江蘇省張家港市政府庁舎で爆発 門に犯行声明文

 2024年3月8日爆破台湾の中央通信社などによると、中国北京で第14期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開かれる中、7日早朝、江蘇省張家港市の市政府庁舎で爆発があり、構内に入る門や玄関のドアが大きく壊れた。(写真はRFAのサイト)

 ネット情報によれば、門には「袁剣虹」の名で「張家港市政府は自分が爆破した」など書かれた犯行声明文が貼られていた。まもなく、江蘇省公安庁(警察)の庁舎でも7日午後に火災があり煙が上がるのが目撃された。これらの事件を伝えるネット情報はすべて削除されている。

 SNSのXの有名アカウント「李先生はあなたの先生ではない」が掲載した事件の写真によると、市政府庁舎のガラスのドアが粉々に割れ、近くに変形したガスのボンベが転がっている。

 犯行声明文には「汚職官僚の懲罰を求める。私の工場や自宅を返せ」などと書かれている。2014年の公開資料によると、「袁剣虹」は工作機械メーカー「張家港和昇数控機床製造」の代表者だった。

 一方、江蘇省南京市の江蘇省公安庁の19階建て庁舎でも7日午後火災があり、上層階から濃い煙が上がるのが目撃された。消防車多数が駆けつけ、警察が庁舎周辺を封鎖した。ネット上で関連の投稿は次々と削除されている。
◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/5-03072024114251.html

https://www.cna.com.tw/news/acn/202403070439.aspx

◇参考情報

タイトルとURLをコピーしました