低温、大雪、凍結の3警報同時発令 帰省客の足に影響

2024年2月7日帰省 中国メディアの澎湃新聞などによると、中国中央気象台は6日午後6時、凍結、大雪、低温の3警報同時に継続発令した。中国では2月10日の春節(旧正月)を前に、雪など悪天候による鉄道の運休や高速道路上の立ち往生など、帰省客の足に大きな影響が出ている。(写真は中央通信社のサイト)

 中国各地で遅れや運転を中断した列車は約100本。湖北武漢や広東広州などでは、多くの旅客が滞留している。一部の高速道路は路面凍結で走行が不能となり、サービスエリアで長時間待機する車も出ている。湖北武漢の天河国際空港では4日、発着予定便の6割以上が欠航になった。

 大雪が続く湖北省の高速道路では、高速道路で長時間立ち往生するトラックが続出。湖北省京山市の高速道路では、通行再開まで30時間以上も待たされたケースもあった。運転手は食べ物を分け合ったり、雪を溶かして飲むなどして飢えと乾きをしのいだという。

 中央気象台によれば、中国中東部の雨と雪は降る量が減少傾向にあるが、引き続き除雪などの対策が必要。屋根に積もった雪を速やかに下ろすなど、安全に注意するよう呼び掛けた。

◇出典

https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_26288361

https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_26249762

https://www.cna.com.tw/news/acn/202402060110.aspx

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shehui/kw-02052024100907.html

◇参考情報

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