中国の日本企業、4割が24年の中国景気悪化予測

 2024年1月17日日本企業中国に進出する日本企業でつくる中国日本商会は15日、景気や事業環境について会員企業を対象に23年11月下旬から12月上旬に実施したアンケート調査の結果を公表した。2024年の中国の景気予測を「悪化」と「やや悪化」と回答した企業は39%で、「改善」と「やや改善」の25%を上回った。「横ばい」は37%だった。

 2023年の投資額については、「22年より投資額を減らす」と「23年は投資をしない」が48%で5割近かった。「大幅に増加させる」と「増加させる」は15%。「前年と同額」は38%だった。理由としては「中国経済の先行きが不透明なため、積極的なれない」との回答が多かった。

 また、2024年以降の中国市場は「一番重要な市場」と「三つの重要な市場の一つ」との回答が51%を占めた。事業環境の満足度については「非常に満足」と「満足」の回答が54%で、直轄市・省別では遼寧省と天津市、上海市で「非常に満足」と「満足」の回答が減少した。

◇出典

https://cjcci.org/userfiles/%E4%BC%9A%E5%93%A1%E4%BC%81%E6%A5%AD%E6%99%AF%E6%B0%97%E3%83%BB%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E7%92%B0%E5%A2%83%E8%AA%8D%E8%AD%98%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%E7%B5%90%E6%9E%9C%20%E7%AC%AC2%E5%9B%9E_20230115_v22_compressed.pdf

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