台湾総統選で王毅外相、「台湾が中国の一部は不変」

 2024年1月16日王毅米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国の王毅外相は14日、エジプトのシュクリ外相と会談後の記者会見で、13日に行われた台湾総統選挙について「選挙の結果がどうであれ、台湾は中国の一部という基本的事実は変えられない。中国は完全な統一を実現する」などと述べた。(写真はRFAのサイト)

 台湾の中央通信社によれば、14日現在、王外相は、台湾の総統選挙と同日の立法委員(国会議員)選挙について論評した最高位の中国高官。王外相は最高指導部である、中国共産党政治局委員と同党中央外事工作委員会弁公室主任の肩書を持つ。

 王外相はさらに「台湾独立はこれまでもできなかったし、今後も絶対に不可能。台湾島内で誰であれ台湾独立をしようとすれば、歴史と法の厳罰を受ける」などと述べた。 

 台湾では13日、蔡英文総統が米代表団と面会した。米国は慣例に従い、総統選終了後にベテランの高官からなる代表団を派遣し、台湾の民主主義への支持と祝意を伝えた。代表団は蔡総統にも、民主的な選挙の完了を祝うとともに、重要な議題について意見交換した。

◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/4-01142024115631.html

https://www.cna.com.tw/news/acn/202401140221.aspx

◇参考情報
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