台風13号きょう広東上陸、大雨、強風、高潮の警戒必要

  国家洪水・干ばつ対策総指揮部によると、台風13号(ハト)が勢力を強めながら台湾南東海上を北西に進んでおり、きょう23日正午ごろ、広東省の珠海デルタ地区から陽江市にかけて沿海に上陸する。大雨、強風、高潮への警戒が必要だ。鳳凰網などが伝えた。

 同指揮部は21日、対策チーム4組を広東省、広西チワン族自治区、貴州省、福建省に派遣し対策に当たらせている。

 同指揮部によると、台風13号により22~25日、福建、広西、湖南、貴州、雲南に大雨が降り、最大雨量は300ミリを超える可能性がある。雲南、貴州、広西を流れる西江の沿岸では、都市で冠水、山間部で土砂災害が起きる恐れがある。

 台風被害が予想される地域では、夏の観光シーズンで多数の観光客が滞在しており、万一災害が起きた場合、避難の際に混乱が起きる可能性がある。

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