中学補助教材が台湾を「隣国」扱い=出版社が回収

20230925地図 中国メディアの極目新聞によると、中国大百科全書出版社が出版した中学校の地理の補助教材が、台湾を隣国として扱っていたことが生徒の指摘で分かった。出版社はミスを謝罪するとともに補助教材の回収を始めた。(写真は東網のサイト)

 問題の記載は、補助教材の中の練習問題で見つかった。地図上の空欄に、中国と陸上で国境を接する14カ国の国名を記載させる問題で、台湾をその一つとしていた。

 本来は、地図上の朝鮮半島の空欄「A」に「朝鮮(北朝鮮の中国の呼称)」と書かせる問題だったが、誤って台湾の位置に「A」と印刷されていた。

 補助教材は「中学総復習手帳・地理」問題集。中国大百科全書出版社傘下の知識出版社が20年11月に出版後、23年8月に増刷され、山東省などの中学校で使われていた。

 香港メディアの東網によると、誤りは山東省青島市の中学生が見つけ、中国のメディアに知らせるとともに、動画投稿サイトにも投稿した。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1777906721931772385&wfr=spider&for=pc

中学補助教材が台湾を「隣国」扱い=出版社が回収

20230925地図 中国メディアの極目新聞によると、中国大百科全書出版社が出版した中学校の地理の補助教材が、台湾を隣国として扱っていたことが生徒の指摘で分かった。出版社はミスを謝罪するとともに補助教材の回収を始めた。(写真は東網のサイト)

 問題の記載は、補助教材の中の練習問題で見つかった。地図上の空欄に、中国と陸上で国境を接する14カ国の国名を記載させる問題で、台湾をその一つとしていた。

 本来は、地図上の朝鮮半島の空欄「A」に「朝鮮(北朝鮮の中国の呼称)」と書かせる問題だったが、誤って台湾の位置に「A」と印刷されていた。

 補助教材は「中学総復習手帳・地理」問題集。中国大百科全書出版社傘下の知識出版社が20年11月に出版後、23年8月に増刷され、山東省などの中学校で使われていた。

 香港メディアの東網によると、誤りは山東省青島市の中学生が見つけ、中国のメディアに知らせるとともに、動画投稿サイトにも投稿した。

◇出典

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