
香港メディアの東網によると、中国外務省の汪文斌副報道局長は28日、定例記者会見で、日東京電力福島第1原発の処理水海洋放出後、日本人学校への投石や日本国内への嫌がらせ電話が相次いでいることについて記者の質問を受け「そのような状況を知らない」と述べた。(写真は
東網のサイト)
汪副部長はさらに「日本政府による、核汚染水の排出強行という身勝手で無責任な行為は、国際社会があまねく批判し防護措置を取っている。日本は深く反省するに値する」と改めて批判した。
松野博一官房長官は28日、日本各地の商店や飲食店に中国から嫌がらせ電話が相次いでいる件で「極めて遺憾で憂慮している」と強調。中国で日本商品へのボイコットが起きている件について中国政府に対し「国民に冷静な行動を呼び掛けるなど適切な対応を行うことや、処理水について正確な情報を発信するよう求める」と述べた。
台湾の中央通信社によると、台湾の輔仁大学日本・東アジア研究センターの何思慎主任は「民族主義は両刃の剣だ。中国共産党への支持を集めることもできるが、潜在的な危険もある。今回の反日感情には、現在の社会や経済への不満を、これを機会に発散しようとの気持ちが含まれている」と指摘した。
◇出典
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230828/bkn-20230828110343828-0828_00952_001.html
https://www.cna.com.tw/news/acn/202308280271.aspx

香港メディアの東網によると、中国外務省の汪文斌副報道局長は28日、定例記者会見で、日東京電力福島第1原発の処理水海洋放出後、日本人学校への投石や日本国内への嫌がらせ電話が相次いでいることについて記者の質問を受け「そのような状況を知らない」と述べた。(写真は
東網のサイト)
汪副部長はさらに「日本政府による、核汚染水の排出強行という身勝手で無責任な行為は、国際社会があまねく批判し防護措置を取っている。日本は深く反省するに値する」と改めて批判した。
松野博一官房長官は28日、日本各地の商店や飲食店に中国から嫌がらせ電話が相次いでいる件で「極めて遺憾で憂慮している」と強調。中国で日本商品へのボイコットが起きている件について中国政府に対し「国民に冷静な行動を呼び掛けるなど適切な対応を行うことや、処理水について正確な情報を発信するよう求める」と述べた。
台湾の中央通信社によると、台湾の輔仁大学日本・東アジア研究センターの何思慎主任は「民族主義は両刃の剣だ。中国共産党への支持を集めることもできるが、潜在的な危険もある。今回の反日感情には、現在の社会や経済への不満を、これを機会に発散しようとの気持ちが含まれている」と指摘した。
◇出典
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230828/bkn-20230828110343828-0828_00952_001.html
https://www.cna.com.tw/news/acn/202308280271.aspx