中国メディアの光明網によると、国家疾病予防管理局と国家衛生健康委員会は26日、ウイルス感染症のサル痘（エムポックス）の予防管理計画を公布した。各医療機関の皮膚科などに対応の強化を求めたほか、感染者の濃厚接触者に21日間の自己観察を命じた。（写真は東網のサイト）
同計画によると、サル痘のウイルスは粘膜や皮膚の傷から体内に入るのが一般的。現段階の主要感染経路は男性間の性行為で、その他の経路による感染リスクは小さいという。
同計画は、税関などに出入国検査所での検疫強化を求め、申告内容や症状からサル痘のウイルス感染が疑われる場合は速やかにＰＣＲを行うよう命じた。
また、感染者の濃厚接触者について、接触日から起算して３週間（21日）を自己観察期間とした。通常の生活は認めるものの、この間は他人との接触をしないよう命じた。また、各地の防疫機関や医療機関に対し、自己観察期間中に7日に一度、電話や直接訪問により状況を確認するよう求めた。
中国経済網によれば、世界保健機関（ＷＨＯ）が14日発表したデータによると、今年以降の世界のサル痘の患者は計8万8288人で149人が死亡した。
中国でも今年に入り、患者の確認が相次いでいる。24日には青海省西寧で1人、6月初め以降、北京と広東で計4人が見つかった。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1772550180943656201&wfr=spider&for=pc
http://www.ce.cn/xwzx/gnsz/gdxw/202307/28/t20230728_38649591.shtml
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230727/bkn-20230727110123625-0727_00952_001.html
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