沖縄県知事が琉球国墓地参拝=中国メディアが称賛

 河野洋平元衆議院議長が会長を務める、日本国際貿易促進協会の代表団が3日、北京を訪問した。代表団の一員である沖縄県の玉城デニー知事は4日、北京市通州区の「琉球国墓地」を参拝した。中国メディアは、専門家の発言を引用し、沖縄と中国の経済貿易協力関係と平和交流への願いを体現するものして称賛した。台湾の中央通信社が伝えた。

 琉球国墓地には、清朝時代に病死や事故死した琉球人が埋葬されている。玉城知事は、沖縄特有の方式で参拝した後、メディアに対し「中国と沖縄の結びつきを強め、平和で豊かな時代を創造したい」と述べた。

 5日付の中国紙、環球時報によると、墓地がある通州区張家湾には、明朝と清朝の時代に「京杭大運河」の重要な岸壁があり北京の入り口。清朝時代に病死した琉球国使、役人ら14人が埋葬されている。

 環球時報によれば、中国政府のシンクタンク、黒竜江省社会科学院北東アジア研究所の研究員は「日本が米国に追随し中国封じ込めを行い、中日関係に波乱が生じる中、河野洋平氏の来訪は、普通の経済使節団ではなく、経済界を含む日本の各界が、中日友好の回復を望むシグナルを発したものだ」と述べた。

 研究員は「玉城知事は多くの沖縄人の代言者であり、中国訪問は、中国を含むアジア太平洋諸国との経済貿易協力と平和交流への沖縄人の希望を示したものだ」と語った。 

 研究員はさらに「玉城知事の今回の訪中が、中日地方交流の新たな局面を切り開くことを願う。これは沖縄人民の福音であり、台湾海峡紛争の平和的解決にとって前向きの要素となる」と述べた。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202307050189.aspx

https://www.cna.com.tw/news/acn/202307050207.aspx

◇参考情報

習近平氏の「琉球王国」言及=日中関係に波紋も

沖縄県知事が琉球国墓地参拝=中国メディアが称賛

 河野洋平元衆議院議長が会長を務める、日本国際貿易促進協会の代表団が3日、北京を訪問した。代表団の一員である沖縄県の玉城デニー知事は4日、北京市通州区の「琉球国墓地」を参拝した。中国メディアは、専門家の発言を引用し、沖縄と中国の経済貿易協力関係と平和交流への願いを体現するものして称賛した。台湾の中央通信社が伝えた。

 琉球国墓地には、清朝時代に病死や事故死した琉球人が埋葬されている。玉城知事は、沖縄特有の方式で参拝した後、メディアに対し「中国と沖縄の結びつきを強め、平和で豊かな時代を創造したい」と述べた。

 5日付の中国紙、環球時報によると、墓地がある通州区張家湾には、明朝と清朝の時代に「京杭大運河」の重要な岸壁があり北京の入り口。清朝時代に病死した琉球国使、役人ら14人が埋葬されている。

 環球時報によれば、中国政府のシンクタンク、黒竜江省社会科学院北東アジア研究所の研究員は「日本が米国に追随し中国封じ込めを行い、中日関係に波乱が生じる中、河野洋平氏の来訪は、普通の経済使節団ではなく、経済界を含む日本の各界が、中日友好の回復を望むシグナルを発したものだ」と述べた。

 研究員は「玉城知事は多くの沖縄人の代言者であり、中国訪問は、中国を含むアジア太平洋諸国との経済貿易協力と平和交流への沖縄人の希望を示したものだ」と語った。 

 研究員はさらに「玉城知事の今回の訪中が、中日地方交流の新たな局面を切り開くことを願う。これは沖縄人民の福音であり、台湾海峡紛争の平和的解決にとって前向きの要素となる」と述べた。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202307050189.aspx

https://www.cna.com.tw/news/acn/202307050207.aspx

◇参考情報

習近平氏の「琉球王国」言及=日中関係に波紋も

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