
中国のインフルエンザ―がネコを殺す動画を投稿したところ人々の怒りを呼び、各地の住民が連鎖的に動物保護の立法を当局に求める集会やデモを始めた。中国の公式メディアは報道していない。台湾の中央通信社が25日伝えた。
(写真は
中央通信社のサイト)
今回の集会やデモは、昨年11月の反政府の「白紙運動」、今年2月の医療費支給削減に反対する高齢者による「白髪運動」に続く、全国各地で連鎖的に起きた運動。今回は非政治的な内容だが、中国当局が最も嫌うタイプの運動のためどのように対処するかに注目が集まっている。
今年4月、グルメ分野の有名インフルエンサーが、捕まえてきた野良猫を3日間にわたり虐待する動画を投稿した。インフルエンサーは警察に短期間拘束され、ネット上で陳謝したが、その後もネコを虐待する映像の投稿を続けている。
全国で5月に入り、動物保護を求める活動が始まり、12日には江蘇省徐州市の中心部で、若者が「ネコ虐待反対」と書かれたビラを高層ビルからばらまいて警察に拘束された。
米ニューヨークのタイムズスクエアでは、ネコ虐待のに抗議するビルボードが掲げられたが、中国の愛猫家が多額の費用を出したとみられている。
今月20、21の両日には、中国各地で動物愛好家らがスローガンを掲げて集会やデモを実施。「動物虐待反対」を叫び、政府に動物保護法の制定を求めた。一部の活動は、参加者が1000人を数えた。
インフルエンサーが殺したのは、「乳牛猫」と呼ばれる白と黒の斑のネコで、中国で最も一般的。各地の行動は「私は乳牛猫のため声を上げる」と通称されている。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202305250378.aspx
◇参考情報

中国のインフルエンザ―がネコを殺す動画を投稿したところ人々の怒りを呼び、各地の住民が連鎖的に動物保護の立法を当局に求める集会やデモを始めた。中国の公式メディアは報道していない。台湾の中央通信社が25日伝えた。
(写真は
中央通信社のサイト)
今回の集会やデモは、昨年11月の反政府の「白紙運動」、今年2月の医療費支給削減に反対する高齢者による「白髪運動」に続く、全国各地で連鎖的に起きた運動。今回は非政治的な内容だが、中国当局が最も嫌うタイプの運動のためどのように対処するかに注目が集まっている。
今年4月、グルメ分野の有名インフルエンサーが、捕まえてきた野良猫を3日間にわたり虐待する動画を投稿した。インフルエンサーは警察に短期間拘束され、ネット上で陳謝したが、その後もネコを虐待する映像の投稿を続けている。
全国で5月に入り、動物保護を求める活動が始まり、12日には江蘇省徐州市の中心部で、若者が「ネコ虐待反対」と書かれたビラを高層ビルからばらまいて警察に拘束された。
米ニューヨークのタイムズスクエアでは、ネコ虐待のに抗議するビルボードが掲げられたが、中国の愛猫家が多額の費用を出したとみられている。
今月20、21の両日には、中国各地で動物愛好家らがスローガンを掲げて集会やデモを実施。「動物虐待反対」を叫び、政府に動物保護法の制定を求めた。一部の活動は、参加者が1000人を数えた。
インフルエンサーが殺したのは、「乳牛猫」と呼ばれる白と黒の斑のネコで、中国で最も一般的。各地の行動は「私は乳牛猫のため声を上げる」と通称されている。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202305250378.aspx
◇参考情報