台湾の国防省は4日、同日午前6時までの24時間に、中国軍の戦闘機や対潜哨戒機、無人機計20機と中国軍艦艇3隻の活動を確認したと発表した。うち9機は台湾海峡中間線を越えた。5日も14機の飛来が確認されるなど、中国軍の活動が活発化している。（写真は台湾・国防省の広報資料より）
香港メディアの星島日報によると、訪米中の蔡英文総統は5日、米連邦議会下院のマッカーシー議長と会談する予定で、中国軍の活動はけん制が目的である可能性がある。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によれば、中国軍の東部戦区は無料通信アプリ「微信（ウィーチャット）」で海軍の湘潭など３隻からなる艦隊が東シナ海で演習を行ったと公表。「いつでも戦闘を準備している」と強調した。
中国軍の発表は台湾には触れていないが、香港紙・サウスチャイナ・モーニングポストは中国の評論家の分析を引用し「演習は、台湾海峡を管轄する中国軍司令部が行った。蔡英文総統の訪米に対する明確な反応だ」と指摘した。
◇出典
https://www.mnd.gov.tw/Publish.aspx?p=81272&title=%e5%9c%8b%e9%98%b2%e6%b6%88%e6%81%af&SelectStyle=%e5%8d%b3%e6%99%82%e8%bb%8d%e4%ba%8b%e5%8b%95%e6%85%8b
https://www.mnd.gov.tw/Publish.aspx?p=81270&title=%e5%9c%8b%e9%98%b2%e6%b6%88%e6%81%af&SelectStyle=%e5%8d%b3%e6%99%82%e8%bb%8d%e4%ba%8b%e5%8b%95%e6%85%8b
https://std.stheadline.com/realtime/article/1916685/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%8F%B0%E6%8C%87%E8%A7%A3%E6%94%BE%E8%BB%8D23%E8%BB%8D%E6%A9%9F%E5%8F%8A%E8%BB%8D%E8%89%A6%E5%8F%B0%E6%B5%B7%E5%91%A8%E9%82%8A%E6%B4%BB%E5%8B%95-%E5%A4%A7%E5%9E%8B%E7%84%A1%E4%BA%BA%E6%A9%9F%E9%A3%9B%E8%B6%8A%E5%8F%B0%E6%B5%B7%E4%B8%AD%E7%B7%9A
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/8-04042023161719.html
◇参考情報