在中国の日本大使館、処理水めぐる中国報道に反論

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、在中国の日本大使館は3日、東京電力福島第1原子力発電所の放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出を巡り、中国メディアの浙江日報が、同大使館の回答内容の一部だけを切り取り、不正確な報道を行ったとして、回答の全文を公表した。

 日本大使館によると、同紙は2日「130万トンの汚染水海洋放出へ、日本のやり方は無責任」と題する記事を掲載。中国外務省報道官の発言も引用して、日本を強く批判。周辺国・地域の漁業者に与える影響を説明していないと指摘した。

 これに対し日本大使館は、国際基準とガイダンスに基づく環境影響評価を示しながら、多核種除去設備(ALPS)による処理水を海洋放出しても、安全性を十分に確保できると説明。中国の浙江省秦山第三原発のトリチウム排出量を下回るとなどと指摘した。

◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/1-03052023102024.html

◇参考情報

日本「放射線汚染地区」の食品流入、中国テレビ報道

在中国の日本大使館、処理水めぐる中国報道に反論

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、在中国の日本大使館は3日、東京電力福島第1原子力発電所の放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出を巡り、中国メディアの浙江日報が、同大使館の回答内容の一部だけを切り取り、不正確な報道を行ったとして、回答の全文を公表した。

 日本大使館によると、同紙は2日「130万トンの汚染水海洋放出へ、日本のやり方は無責任」と題する記事を掲載。中国外務省報道官の発言も引用して、日本を強く批判。周辺国・地域の漁業者に与える影響を説明していないと指摘した。

 これに対し日本大使館は、国際基準とガイダンスに基づく環境影響評価を示しながら、多核種除去設備(ALPS)による処理水を海洋放出しても、安全性を十分に確保できると説明。中国の浙江省秦山第三原発のトリチウム排出量を下回るとなどと指摘した。

◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/1-03052023102024.html

◇参考情報

日本「放射線汚染地区」の食品流入、中国テレビ報道

タイトルとURLをコピーしました