英ＢＢＣ放送は13日、新型コロナウイルス感染拡大が最初に始まった湖北省武漢市で、コロナで死亡した一人娘の母親の女性の楊敏さんが、3年以上も監視を受けながら、当局に真相公開を求め続けていると報じた。（写真は中央通信社のサイト画面）

　楊さんの娘は20年1月、乳がんで武漢協和病院に入院。家族は回復を信じていたが、詳細不明のウイルス感染で2月6日に24歳で死去した。楊さんは隔離され、2週間後に娘の死を知らされた。

　楊さんは「コロナの感染拡大の初期、政府がはっきりした警告をしていれば、娘は死ななかった」として、当局責任追及を始め、一人での座り込みなどを行ってきた。楊さんは3年余り当局の厳し監視下に置かれてきたが、ＢＢＣに対し、正義が実現するまで行動を止めないと述べた。

　ＢＢＣによると、19年12月には、メディアが武漢で感染症の拡大を報じたが、当局は情報の隠蔽を続けた。

　武漢市中心病院の眼科医だった、李文亮医師は19年12月30日に感染拡大について警告を発したところ、警察から「ネットで不実の言論を拡散した」として処罰を受けた。その後、李医師自身＝当時（34）＝がコロナで死亡した。

　英ＢＢＣ放送は13日、新型コロナウイルス感染拡大が最初に始まった湖北省武漢市で、コロナで死亡した一人娘の母親の女性の楊敏さんが、3年以上も監視を受けながら、当局に真相公開を求め続けていると報じた。（写真は中央通信社のサイト画面）

　楊さんの娘は20年1月、乳がんで武漢協和病院に入院。家族は回復を信じていたが、詳細不明のウイルス感染で2月6日に24歳で死去した。楊さんは隔離され、2週間後に娘の死を知らされた。

　楊さんは「コロナの感染拡大の初期、政府がはっきりした警告をしていれば、娘は死ななかった」として、当局責任追及を始め、一人での座り込みなどを行ってきた。楊さんは3年余り当局の厳し監視下に置かれてきたが、ＢＢＣに対し、正義が実現するまで行動を止めないと述べた。

　ＢＢＣによると、19年12月には、メディアが武漢で感染症の拡大を報じたが、当局は情報の隠蔽を続けた。

　武漢市中心病院の眼科医だった、李文亮医師は19年12月30日に感染拡大について警告を発したところ、警察から「ネットで不実の言論を拡散した」として処罰を受けた。その後、李医師自身＝当時（34）＝がコロナで死亡した。