第11管区海上保安本部によると、中国海警局の船4隻が30日午前、尖閣諸島周辺の日本の領海を航行した。中国船は、29日に沖縄県石垣市を出港した海洋調査船を追尾して航行している。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が30日伝えた。
海洋調査は、石垣市の委託で東海大学が進めている。尖閣諸島周辺の水質と漂流ごみの発生源の調査が目的。船には石垣市の中山義隆市長らが同乗している。
中国海警船が日本領海に入ったのは、1月10日に続いて今年2回目。尖閣諸島周辺の航行は、連続5日となった。