米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、新型コロナウイルスの感染拡大が続く、広東省広州市海珠区の一部で1日、当局の封鎖に住民が反発し、フェンスを壊したり警察車両を倒すなどの騒ぎが起きたとの情報がネットに流れた。当局は、通信アプリ「微信（ウィーチャット）」を通じ、区内の一部で「暴動」が起きたとして、夜間に外出しないよう呼びかけた。
（写真はRFAのサイト画面）

　香港メディアの東網によると、同区に住む出稼ぎ労働者が、封鎖で生活が脅かされているとして反発。当局に家賃の減免や食料の供給を求めた。妊婦が封鎖中に死亡したことがきっかけとの情報もある。一部が暴徒化したため、警察が放水銃などで鎮圧したという。　

　広州市海珠区の男性はＲＦＡに「14日の夜、多くの人が封鎖を突破した。特警（警察特殊部隊）が鎮圧したようだ。封鎖が長引いて商売ができない。抗議は封鎖への不満がきっかけだ」と話している。ＲＦＡが現地の警察に取材したが、特殊部隊の出動の有無は、確認できなかった。

　海珠区は11月5日以降、広州市のコロナ感染拡大の中心地で、14日現在も封鎖が続いている。住民の男性によれば、封鎖が数週間も続いたため仕事がなく、生活物資が不足していることが抗議のきっかけ。当局は、住民のうち湖北省出身者の多くを故郷に送り返している。大多数が海珠区の衣服工場の工員だという。

　米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、新型コロナウイルスの感染拡大が続く、広東省広州市海珠区の一部で1日、当局の封鎖に住民が反発し、フェンスを壊したり警察車両を倒すなどの騒ぎが起きたとの情報がネットに流れた。当局は、通信アプリ「微信（ウィーチャット）」を通じ、区内の一部で「暴動」が起きたとして、夜間に外出しないよう呼びかけた。
（写真はRFAのサイト画面）

　香港メディアの東網によると、同区に住む出稼ぎ労働者が、封鎖で生活が脅かされているとして反発。当局に家賃の減免や食料の供給を求めた。妊婦が封鎖中に死亡したことがきっかけとの情報もある。一部が暴徒化したため、警察が放水銃などで鎮圧したという。　

　広州市海珠区の男性はＲＦＡに「14日の夜、多くの人が封鎖を突破した。特警（警察特殊部隊）が鎮圧したようだ。封鎖が長引いて商売ができない。抗議は封鎖への不満がきっかけだ」と話している。ＲＦＡが現地の警察に取材したが、特殊部隊の出動の有無は、確認できなかった。

　海珠区は11月5日以降、広州市のコロナ感染拡大の中心地で、14日現在も封鎖が続いている。住民の男性によれば、封鎖が数週間も続いたため仕事がなく、生活物資が不足していることが抗議のきっかけ。当局は、住民のうち湖北省出身者の多くを故郷に送り返している。大多数が海珠区の衣服工場の工員だという。