
香港メディアの星島日報などによると、河南省汝州市で、新型コロナウイルスの感染拡大による事実上のロックダウン(都市封鎖)が行われる中、政府の施設に隔離中の14歳の少女が高熱やおう吐、けいれんの症状を発したが治療が受けられず死亡した。少女の様子は同室者が動画投稿アプリで撮影して拡散。一部で当局の対応を批判する声が挙がっている。(写真は
星島日報のサイト画面)。
少女は60代の祖母とともに隔離された後、16日午後に症状が現れた。解熱剤で一時症状が緩和したが、翌日に症状が再び悪化した。監視カメラの映像にも少女がベッド上でけいれんする様子が収められている。
台湾の中央通信社によると、少女の発症後、家族が疾病対策予防センターに電話したがつながらなかった。家族は全員が男女別に隔離中で看病に駆けつけることもできなかった。
少女は17日夜に病院に送られたが18日未明に死亡した。父親によると高熱による肺水腫と脳炎が死因と診断されたという。
SNS上では、家族が当局の対応の遅れを疑問視する投稿を行ったがまもなく削除された。ただ情報はネット上で拡散し、当局の責任追及や説明を求める訴えが挙がったがアカウントの多くが停止となった。
汝州市では9月26日に無症状感染者1人がみつかり、翌日から市内全域が封鎖された。10月13日までに有症と無症状の感染者が計97人確認された。14日以降は5日連続で感染者ゼロが続いている。

香港メディアの星島日報などによると、河南省汝州市で、新型コロナウイルスの感染拡大による事実上のロックダウン(都市封鎖)が行われる中、政府の施設に隔離中の14歳の少女が高熱やおう吐、けいれんの症状を発したが治療が受けられず死亡した。少女の様子は同室者が動画投稿アプリで撮影して拡散。一部で当局の対応を批判する声が挙がっている。(写真は
星島日報のサイト画面)。
少女は60代の祖母とともに隔離された後、16日午後に症状が現れた。解熱剤で一時症状が緩和したが、翌日に症状が再び悪化した。監視カメラの映像にも少女がベッド上でけいれんする様子が収められている。
台湾の中央通信社によると、少女の発症後、家族が疾病対策予防センターに電話したがつながらなかった。家族は全員が男女別に隔離中で看病に駆けつけることもできなかった。
少女は17日夜に病院に送られたが18日未明に死亡した。父親によると高熱による肺水腫と脳炎が死因と診断されたという。
SNS上では、家族が当局の対応の遅れを疑問視する投稿を行ったがまもなく削除された。ただ情報はネット上で拡散し、当局の責任追及や説明を求める訴えが挙がったがアカウントの多くが停止となった。
汝州市では9月26日に無症状感染者1人がみつかり、翌日から市内全域が封鎖された。10月13日までに有症と無症状の感染者が計97人確認された。14日以降は5日連続で感染者ゼロが続いている。