航空各社が国際便再開、増便 国務院指示を実施

20221019航 中国のニュースサイト澎湃新聞よれば、中国の東方航空、南方航空、海南航空など航空各社が10月に入り国際線の運航再開や増便を始めた。国務院が国際旅客便の便数増加を指示したことに従った。(写真はRFAのサイト画面)

 各社は10月30日から冬春向けにダイヤを改正。東方航空は1週間の日韓路線を中心に国際便を42路線108便に、南方航空も毎週71便から86便にそれぞれ増便。海南航空は11月6日から重慶―ローマ便を毎週2便に増やす。

 10月20日以降の増便では、東方航空が杭州―成田線を再開し毎週1便運航。青島、南京、昆明―成田線で毎週各1便を再開、増便。青島、南京、煙台―韓国仁川線でも毎週1~2便が再開、増便される。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国航空会社は、新型コロナウイルス禍による巨悪赤字に苦しんでおり、国際線の再開、増便は経営状態の改善に寄与しそう。ただ、中国が「ゼロコロナ」政策を堅持する中、業績を順調に回復できるかは疑問視されている。

 中国光大証券は7月に出したリポートで、コロナ禍と燃料価格上昇、為替相場変動の三重苦で、中国航空各社は今年上半期計1000億元(約2兆円)と、市場空前の赤字を計上した。

◇出典

https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_20336463

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/9-10182022151337.html

◇参考情報

上海行き国際便、別空港で検疫 コロナ対策負担軽減

航空各社が国際便再開、増便 国務院指示を実施

20221019航 中国のニュースサイト澎湃新聞よれば、中国の東方航空、南方航空、海南航空など航空各社が10月に入り国際線の運航再開や増便を始めた。国務院が国際旅客便の便数増加を指示したことに従った。(写真はRFAのサイト画面)

 各社は10月30日から冬春向けにダイヤを改正。東方航空は1週間の日韓路線を中心に国際便を42路線108便に、南方航空も毎週71便から86便にそれぞれ増便。海南航空は11月6日から重慶―ローマ便を毎週2便に増やす。

 10月20日以降の増便では、東方航空が杭州―成田線を再開し毎週1便運航。青島、南京、昆明―成田線で毎週各1便を再開、増便。青島、南京、煙台―韓国仁川線でも毎週1~2便が再開、増便される。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国航空会社は、新型コロナウイルス禍による巨悪赤字に苦しんでおり、国際線の再開、増便は経営状態の改善に寄与しそう。ただ、中国が「ゼロコロナ」政策を堅持する中、業績を順調に回復できるかは疑問視されている。

 中国光大証券は7月に出したリポートで、コロナ禍と燃料価格上昇、為替相場変動の三重苦で、中国航空各社は今年上半期計1000億元(約2兆円)と、市場空前の赤字を計上した。

◇出典

https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_20336463

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/9-10182022151337.html

◇参考情報

上海行き国際便、別空港で検疫 コロナ対策負担軽減

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