天津市政府の新型コロナウイルス対策本部は2日、全住民を対象するコロナのＰＣＲ検査を3日から始めると通知した。同本部は、検査終了まで、浜海新区では検査結果が出るまで、それぞれ居住地から移動しないよう指示した。（写真は東網のサイト画面）

　同市では1日、54人（有症29人、無症状26人）の新規感染者が確認された。天津市では1日にも、29人の新規感染者を確認。浜海新区と河西区、西青区で2日からＰＣＲ検査を始めた。同本部は、天津の感染拡大が続いているため、全住民の検査に踏み切った。

　国家衛生健康委員会によると、中国全土で2日に確認されたコロナの新規感染者は655人。うち有症が189人、無症状が466人だった。全土で有症者の最多は内モンゴルの80人、無症状者の最多は寧夏の127人だった。

　香港メディアの東網によると、遼寧省凌源市の北爐高速道路で、市内に入る運転手にＰＣＲ検査を行ったところ1人の感染を確認。凌源市のコロナ対策本部は2日午後6時から市内27町村で全住民のＰＣＲ検査を始め、終了までの移動禁止を指示した。

　吉林省遼源市では、1日までのＰＣＲ検査で1人の陽性を確認。9月30日に列車で同市に帰省したが、同じ車両の約70人が遼寧省鉄嶺市の西豊県で下車していたことが分かった。西豊県は2日午前5時、県内全域で住民の外出を規制し、全員のＰＣＲ検査を始めた。

◇出典

　天津市政府の新型コロナウイルス対策本部は2日、全住民を対象するコロナのＰＣＲ検査を3日から始めると通知した。同本部は、検査終了まで、浜海新区では検査結果が出るまで、それぞれ居住地から移動しないよう指示した。（写真は東網のサイト画面）

　同市では1日、54人（有症29人、無症状26人）の新規感染者が確認された。天津市では1日にも、29人の新規感染者を確認。浜海新区と河西区、西青区で2日からＰＣＲ検査を始めた。同本部は、天津の感染拡大が続いているため、全住民の検査に踏み切った。

　国家衛生健康委員会によると、中国全土で2日に確認されたコロナの新規感染者は655人。うち有症が189人、無症状が466人だった。全土で有症者の最多は内モンゴルの80人、無症状者の最多は寧夏の127人だった。

　香港メディアの東網によると、遼寧省凌源市の北爐高速道路で、市内に入る運転手にＰＣＲ検査を行ったところ1人の感染を確認。凌源市のコロナ対策本部は2日午後6時から市内27町村で全住民のＰＣＲ検査を始め、終了までの移動禁止を指示した。

　吉林省遼源市では、1日までのＰＣＲ検査で1人の陽性を確認。9月30日に列車で同市に帰省したが、同じ車両の約70人が遼寧省鉄嶺市の西豊県で下車していたことが分かった。西豊県は2日午前5時、県内全域で住民の外出を規制し、全員のＰＣＲ検査を始めた。

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