中国は広い範囲で7月初めから猛暑が続き、中央気象台は26日、7日以来20日連続となる高温警報を発令した。27日の日中も一部で40度以上の高温になる見通し。中国新聞網などが伝えた。
高温が続いている地域は上海、江蘇、広東など13省・直轄市に上り、97県・市では最高気温が摂氏40度を超えた。
気象専門家によると、今年の高温は持続時間が長く範囲が広い上、極端さも特徴。平年より始まった時間が早かった。長江以南の南方地区、特に江蘇、浙江、上海の高温が目立っている。
高温の原因は西太平洋亜熱帯高気圧で、江蘇、浙江、上海地区に中心がある。