中国メディアの斉魯晩報などによると、北京市疾病対策予防センターの劉暁峰副主任は14日、新型コロナウイルス対策関連の記者会見で、市内の中国伝媒大学関連のコロナ感染者が計44人となったと発表した。うち学生と教職員が40人、関連の感染者が4人だった。
中国伝媒大学の13日の新規感染者は12人で、いずれも隔離中の学生からみつかった。同大学の幹部によると、施設の保守職員1人が陽性と判明。保守職員全員の校外外出を禁じた。
同センターは、9月の新学期とともに学生多数が帰京したほか、新入生の入学もあったとして、各学校に対策の徹底を指示。キャンパス内のスーパーマーケットや食堂、フィットネスクラブで検温や陰性証明の確認を行うよう命じた。
北京市で13日に確認されたコロナ新規感染者は計18人で、多くが中国伝媒大学と北京化工大昌平校区の学生や教職員。両大学に絡む感染者は13日までに計100人を超えた。
北京化工大が昌平、朝陽、海淀の3校区があり、関係者計1万6062人にPCR検査を行ったところ12日時点で全員が陰性だった。
同センターによると、同市大興区と朝陽区でみつかったコロナの感染者2人が9日、朝陽区の病院「民航総医院」の外来で診察を受けていたことが判明。13日に病院内の入院患者を含む1264人全員にPCR検査を行ったところ、全員が陰性だった。
◇出典
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http://news.youth.cn/gn/202209/t20220913_13995677.htm
https://www.cna.com.tw/news/acn/202209140049.aspx
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