中国メディアの紅星新聞などによると、四川省甘孜州瀘定県で5日午後起きた、マグニチュード（Ｍ）6.8の地震で、四川省の合同対策本部は7日、被災地の雅安市で記者会見で、同日午後2時現在、死者は74人になったことを発表した。うち甘孜州が40人、雅安市が34人。けが人は270人余り。他に35人が行方不明となっている。（写真は星島日報のサイト画面）

　別のメディア、北京日報によると、、被災地の当局は7日午後までに避難所計124カ所を開設。住民約2万人を収容した。うち甘孜州では44カ所に約1万7000人、雅安市では80カ所に約5000人がそれぞれ避難している。被災地の甘孜州と雅安市では、生活物資の供給は十分に行われ、価格高騰などは起きていないという。　

　香港メディアの星島日報によると、被災しで中断していた省道1本は6日に全面復旧。別の省道１本も、一部を除き通行を再開した。通信は、同日午前11時現在、損壊した367カ所のうち、182カ所が復旧。光ケーブルは損傷した309キロのうち178キロが回復した。

　当局は7日午前8時現在、中国軍と武装警察、消防救援などの隊員1万0058人とヘリコプター9機を投入して、行方不明者の捜索などを行っている。

　米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、今回の四川瀘定地震は、2017年以降、四川省で起きた地震の中で被害が最も深刻。余震も頻繁に起きている。被災地では7日～9日朝、雨が予想されており、一部で大雨となる見込みで、土石流などの別の自然災害が起きる恐れがある。

○四川瀘定の地震でせき止め湖　下流住民に避難指示

　中国メディアの紅星新聞などによると、四川省甘孜州瀘定県で5日午後起きた、マグニチュード（Ｍ）6.8の地震で、四川省の合同対策本部は7日、被災地の雅安市で記者会見で、同日午後2時現在、死者は74人になったことを発表した。うち甘孜州が40人、雅安市が34人。けが人は270人余り。他に35人が行方不明となっている。（写真は星島日報のサイト画面）

　別のメディア、北京日報によると、、被災地の当局は7日午後までに避難所計124カ所を開設。住民約2万人を収容した。うち甘孜州では44カ所に約1万7000人、雅安市では80カ所に約5000人がそれぞれ避難している。被災地の甘孜州と雅安市では、生活物資の供給は十分に行われ、価格高騰などは起きていないという。　

　香港メディアの星島日報によると、被災しで中断していた省道1本は6日に全面復旧。別の省道１本も、一部を除き通行を再開した。通信は、同日午前11時現在、損壊した367カ所のうち、182カ所が復旧。光ケーブルは損傷した309キロのうち178キロが回復した。

　当局は7日午前8時現在、中国軍と武装警察、消防救援などの隊員1万0058人とヘリコプター9機を投入して、行方不明者の捜索などを行っている。

　米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、今回の四川瀘定地震は、2017年以降、四川省で起きた地震の中で被害が最も深刻。余震も頻繁に起きている。被災地では7日～9日朝、雨が予想されており、一部で大雨となる見込みで、土石流などの別の自然災害が起きる恐れがある。

○四川瀘定の地震でせき止め湖　下流住民に避難指示