中国メディアの長江雲などによると、四川省水利庁は6日、同省甘孜州瀘定県で5日起きた、マグニチュード（Ｍ）6.8の地震で、省内の大渡河の支流、湾東河にせき止め湖が形成されたと発表した。同省政府は、湾東河下流の瀘定県、石綿県の住民に避難を指示した。（写真は東網のサイト画面）

　湾東河は、全長26.98キロ、流域面積166.08平方キロ。川沿いの斜面の土砂が崩れ、流れがせき止められた。気象台によると、瀘定県では5～8日、雨が予想されている。せき止め湖の水量の増加のほか、地震で緩んだ斜面が雨で崩落する恐れがある。

　四川省水利庁は、5日の地震に絡み、省内の甘孜州や雅安、攀枝花など6市・州で、水利施設の被災状況の調査を行った。それによると、5日午後11時30分現在、中規模の水力発電所1カ所、小規模水力発電6カ所などが激しく損壊した。せき止め湖が決壊すれば、さらに大きな被害が起きる可能性もある。

◇出典

◇参考情報

○四川蘆山でM6.1地震　4人死亡14人けが

○江蘇常州でＭ4.2の地震　上海でも揺れ、けが人なし

　

　中国メディアの長江雲などによると、四川省水利庁は6日、同省甘孜州瀘定県で5日起きた、マグニチュード（Ｍ）6.8の地震で、省内の大渡河の支流、湾東河にせき止め湖が形成されたと発表した。同省政府は、湾東河下流の瀘定県、石綿県の住民に避難を指示した。（写真は東網のサイト画面）

　湾東河は、全長26.98キロ、流域面積166.08平方キロ。川沿いの斜面の土砂が崩れ、流れがせき止められた。気象台によると、瀘定県では5～8日、雨が予想されている。せき止め湖の水量の増加のほか、地震で緩んだ斜面が雨で崩落する恐れがある。

　四川省水利庁は、5日の地震に絡み、省内の甘孜州や雅安、攀枝花など6市・州で、水利施設の被災状況の調査を行った。それによると、5日午後11時30分現在、中規模の水力発電所1カ所、小規模水力発電6カ所などが激しく損壊した。せき止め湖が決壊すれば、さらに大きな被害が起きる可能性もある。

◇出典

◇参考情報

○四川蘆山でM6.1地震　4人死亡14人けが

○江蘇常州でＭ4.2の地震　上海でも揺れ、けが人なし