中国メディアの中国新聞網によると、広東省広州市当局は15日、同市中心部に洪水で最高レベルの「赤色」警報を発令した。同市中心部を流れる珠江は同日、連日の大雨による増水と大潮が重なって、水位が上昇。川辺のデッキが水没したほか、街路の一部が冠水した。けが人の情報はない。（写真は東網のサイト画面）
広州市応急管理局によると、珠江の市内の区間は15日午前11時45分、警戒水位を0.79メートル上回った。同市中心部の海珠、越秀、茘湾の各区では、街路が冠水。一部では、水が膝下ぐらいの深さに達した。
広東省の珠江流域は9日～16日に大雨が降り、支流など流域の河川115本が、警戒水位を上回っている。広東省当局は、珠江デルタ地帯では、大潮の影響もあるため、低地などでは洪水対策を行うよう注意を呼びかけた。
広東省では仏山市でも、市内を流れる北江の増水で一部道路が冠水し、通行不能となっている。市街地でも低地が冠水し、低層の建物が水没。15日午前8時までに、住民約80人が非難した。肇慶市でも、西江の水が市街地にあふれ、道路多数が冠水。水没する自動車もあった。
◇出典
http://www.chinanews.com.cn/sh/2022/06-16/9781556.shtml
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20220616/bkn-20220616120438360-0616_00952_001.html
https://www.cna.com.tw/news/acn/202206160190.aspx
◇参考情報