
中国の医療健康専門メディアの健康時報によると、河南省信陽市商城市で3日、地元の70代の男性がマダニが媒介するウイルスが原因で起きる感染症の一つ、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)で死亡した。信陽市では、SFTSの死者は4人目。別の1人が治療を受けている。(写真は
環球網のサイト画面)
感染者はいずれも、他の感染者の関係者で、遺体に接触していた。70代男性も生前、SFTSで死亡した親類の葬儀に参列していた。しかし、男性は、親類の遺体には触れておらず、親類宅に一泊し翌日帰宅したという。
SFTSは、患者の多くは吐き気や食欲不振などにとどまるが、一部は重症化し多臓器不全で死亡することもある。死亡率は10~30%。マダニにかまれて感染するが、患者に血液や体液からも感染する。現在のところワクチンや治療薬はない。
中国では、2020年8月にも江蘇省南京市と山東省青島市で57人がSFTSを発症。うち4人が死亡した。マダニは4月から10月が活動期で、森林や草原に多く生息している。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1734853313827696538&wfr=spider&for=pc
https://www.cna.com.tw/news/acn/202206060188.aspx
◇参考情報
○江蘇と青島で57人がSFTSウイルス感染 4人死亡
○新型の豚インフルウイルス確認 パンデミックの恐れ

中国の医療健康専門メディアの健康時報によると、河南省信陽市商城市で3日、地元の70代の男性がマダニが媒介するウイルスが原因で起きる感染症の一つ、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)で死亡した。信陽市では、SFTSの死者は4人目。別の1人が治療を受けている。(写真は
環球網のサイト画面)
感染者はいずれも、他の感染者の関係者で、遺体に接触していた。70代男性も生前、SFTSで死亡した親類の葬儀に参列していた。しかし、男性は、親類の遺体には触れておらず、親類宅に一泊し翌日帰宅したという。
SFTSは、患者の多くは吐き気や食欲不振などにとどまるが、一部は重症化し多臓器不全で死亡することもある。死亡率は10~30%。マダニにかまれて感染するが、患者に血液や体液からも感染する。現在のところワクチンや治療薬はない。
中国では、2020年8月にも江蘇省南京市と山東省青島市で57人がSFTSを発症。うち4人が死亡した。マダニは4月から10月が活動期で、森林や草原に多く生息している。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1734853313827696538&wfr=spider&for=pc
https://www.cna.com.tw/news/acn/202206060188.aspx
◇参考情報
○江蘇と青島で57人がSFTSウイルス感染 4人死亡
○新型の豚インフルウイルス確認 パンデミックの恐れ