スイス・ジュネーブで5月22日から28日に開かれる、世界保健機関（ＷＨＯ）の年次総会（ＷＨＡ）に、オブザーバー資格で台湾に招待状を送るよう求める国が、主要７カ国（Ｇ７）や欧州連合（ＥＵ）の加盟国など計13カ国に上っている。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）が18日に伝えた。（写真は香港０１のサイト画面）
台湾は、国民党の馬英九政権時代の8年間、オブザーバー資格で招かれＷＨＡに出席した。民進党の蔡英文政権誕生後、17年以降、招待状が届いていない。蔡総統は、世界の医療と公衆衛生に積極的に貢献している台湾を、排除するべきでないと訴えてきた。
台湾のＷＨＡ出席は、米国が強く支持している。香港メディアの香港０１によると、米国務省のネッド・プライス報道官は17日「台湾をＷＨＯの外で孤立させる理由はない」と述べた。
これに対し中国の汪文斌副報道局長は18日、記者会見で、「台湾を使って中国をけん制する企みは、国際社会の大多数の反対を受け、必ず失敗に終わる」などと述べ強く批判した。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/gangtai/hx2-05182022090319.html
https://www.hk01.com/%E5%8D%B3%E6%99%82%E5%9C%8B%E9%9A%9B/771745/%E7%BE%8E%E5%9C%8B%E7%B1%B2%E8%AE%93%E5%8F%B0%E7%81%A3%E4%BB%A5%E8%A7%80%E5%AF%9F%E5%93%A1%E8%BA%AB%E4%BB%BD%E5%8F%83%E8%88%87wha-%E5%8C%97%E4%BA%AC-%E5%81%9C%E6%AD%A2%E7%82%92%E4%BD%9C%E5%8F%B0%E7%81%A3%E5%95%8F%E9%A1%8C