中国メディアの北京日報によると、浙江省寧波市中級人民法院（裁判所）は21日、交際相手だった女子学生を刺殺したとして、殺人罪に問われた米国籍の元大学教員、シャディード・アブドゥルマティーン（Shadeed Abdulmateen）被告に死刑の判決を言い渡した。（写真は百度のサイト画面） 判決によると、アドブルマティーン被告は2021年6月14日夜、浙江省寧波市の清水橋口バス停近くの歩道で、女子大学生だった女性＝当時（21）＝を刃物で複数回にわたって刺し殺害した。
判決文によると、同被告は寧波市内の大学「寧波工程学院」の教員。19年初め、被害者の女性と知り合い、その後、交際を始めた。21年5月中旬ごろ、女性が別れ話を持ち出したところ、被告から言葉による脅しを受け始めた。
犯行当日、被告は刃物と着替えを準備した上で、被害女性を呼び出し、午後8時ごろバス停付近で面談。その後、午後9時48分ごろ、被告が刃物で女性を執拗に刺し、失血死させた。
判決は、同被告が被害女性の顔や首に何回も切りつけるなど手口は残虐で、動機も卑劣だった上、犯意も強固だったとして、極刑が適切と結論づけた。
米公共放送ボイス・オブ・アメリカ（ＶＯＡ）によると、中国の米国大使館は死刑判決について、コメントしていない。
中国では2009年にも、パキスタン出身の英国人が、ヘロイン密売で死刑を執行された。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1730708092755009608
https://www.voachinese.com/a/china-hands-us-citizen-death-sentence-for-murder-20220421/6540368.html
https://std.stheadline.com/daily/article/2457445/%E6%97%A5%E5%A0%B1-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E4%B8%8D%E6%BB%BF%E5%88%86%E6%89%8B%E6%8D%85%E6%AE%BA%E5%A5%B3%E7%94%9F-%E5%AF%A7%E6%B3%A2%E7%BE%8E%E7%B1%8D%E6%95%99%E5%B8%AB%E5%88%A4%E6%AD%BB