
中国のニュースサイト央広網によると、中国民用航空局は15日、上海市の新型コロナウイルス対策の負担軽減のため、国務院の連絡会議「新型コロナウイルス対策共同防疫機構」の決定を経て21日から5月1日まで、上海行き国際旅客便の検疫を四川成都など、国内の別の12空港で行うと発表した。(写真は
上海市衛生健康委員会のサイト画面)
対象は中国国際航空、中国東方航空、上海航空など航空会社5社が運航する22路線の計106便。検疫を行う空港を上海浦東国際空港から成都、遼寧大連、福建福州、浙江杭州などの12空港に変更する。
上海の空港の検疫作業は、中国空港で最多。2020年以降、全国の国際到着便の約40%、入境旅客の約50%、入境貨物の約70%を取り扱っている。上海では最近、地元感染の新型コロナ感染者が2年ぶりの多数に上り、対策の負担が重くなっている。
上海市衛生健康委員会は17日、16日に確認された地元感染の感染者は8人、無症状感染者は150人だったと発表した。患者のうち1人は無症状感染者の発症、2人は隔離中に発症、5人は患者の濃厚接触者らだった。
中国新聞網によると、上海では1日~14日、地元感染の患者90人、無症状感染者762人が確認された。上海市の当局者によると、今回の感染拡大は、無症状感染者の多さが特徴。発見の遅れによる感染の拡大につながっているという。
◇参考情報
○上海でコロナ無症状感染者急増 イベント中止相次ぐ

中国のニュースサイト央広網によると、中国民用航空局は15日、上海市の新型コロナウイルス対策の負担軽減のため、国務院の連絡会議「新型コロナウイルス対策共同防疫機構」の決定を経て21日から5月1日まで、上海行き国際旅客便の検疫を四川成都など、国内の別の12空港で行うと発表した。(写真は
上海市衛生健康委員会のサイト画面)
対象は中国国際航空、中国東方航空、上海航空など航空会社5社が運航する22路線の計106便。検疫を行う空港を上海浦東国際空港から成都、遼寧大連、福建福州、浙江杭州などの12空港に変更する。
上海の空港の検疫作業は、中国空港で最多。2020年以降、全国の国際到着便の約40%、入境旅客の約50%、入境貨物の約70%を取り扱っている。上海では最近、地元感染の新型コロナ感染者が2年ぶりの多数に上り、対策の負担が重くなっている。
上海市衛生健康委員会は17日、16日に確認された地元感染の感染者は8人、無症状感染者は150人だったと発表した。患者のうち1人は無症状感染者の発症、2人は隔離中に発症、5人は患者の濃厚接触者らだった。
中国新聞網によると、上海では1日~14日、地元感染の患者90人、無症状感染者762人が確認された。上海市の当局者によると、今回の感染拡大は、無症状感染者の多さが特徴。発見の遅れによる感染の拡大につながっているという。
◇参考情報
○上海でコロナ無症状感染者急増 イベント中止相次ぐ