
中国メディアの中国新聞網によると、吉林省の地元感染の新型コロナウイルス感染者が、3月1日から15日までに累計で1万人を超えた。患者が7486人、無症状感染者が3059人で、1日に延辺州琿春市で最初の患者を確認後、吉林、遼源、長春などの各市に広がった。ただ、感染者のほとんどは吉林と長春の両市に集中している。(写真は
中国新聞網のサイト画面)
吉林省当局は15日、長春市と吉林市に計5カ所の仮設病院を開設したと発表した。うち長春市が1カ所、吉林市が4カ所。ほかに病院7カ所をコロナ対策専用病院に転換。省内で専用病床2万3880床を確保した。
吉林市疾病対策予防センターによると、同市の流行の主体はオミクロン株の派生株「BA.2」で、主流の「BA.1」より感染力が30%強い。市中感染が起きると2~3日で感染者が倍増する。
吉林省衛生健康委員会によると、コロナ感染で同省が直面している課題は、長春や吉林以外でも感染者が出るなど感染地域の広さ、医療物資の不足、感染スピードに検査能力が追いつかないこと、高齢者のリスクの高さの4つ。同委員会は、高齢者のワクチンの3回目接種を急いでいる。
◇出典
http://www.chinanews.com.cn/gn/2022/03-16/9703195.shtml
http://www.chinanews.com.cn/sh/2022/03-15/9702234.shtml
http://www.chinanews.com.cn/sh/2022/03-15/9702515.shtml
◇参考情報
○吉林の大学でコロナ集団感染 当局の隠ぺいと失策、学生がSNSで暴露
○西安でコロナ感染拡大が再燃 「BA.2」検出

中国メディアの中国新聞網によると、吉林省の地元感染の新型コロナウイルス感染者が、3月1日から15日までに累計で1万人を超えた。患者が7486人、無症状感染者が3059人で、1日に延辺州琿春市で最初の患者を確認後、吉林、遼源、長春などの各市に広がった。ただ、感染者のほとんどは吉林と長春の両市に集中している。(写真は
中国新聞網のサイト画面)
吉林省当局は15日、長春市と吉林市に計5カ所の仮設病院を開設したと発表した。うち長春市が1カ所、吉林市が4カ所。ほかに病院7カ所をコロナ対策専用病院に転換。省内で専用病床2万3880床を確保した。
吉林市疾病対策予防センターによると、同市の流行の主体はオミクロン株の派生株「BA.2」で、主流の「BA.1」より感染力が30%強い。市中感染が起きると2~3日で感染者が倍増する。
吉林省衛生健康委員会によると、コロナ感染で同省が直面している課題は、長春や吉林以外でも感染者が出るなど感染地域の広さ、医療物資の不足、感染スピードに検査能力が追いつかないこと、高齢者のリスクの高さの4つ。同委員会は、高齢者のワクチンの3回目接種を急いでいる。
◇出典
http://www.chinanews.com.cn/gn/2022/03-16/9703195.shtml
http://www.chinanews.com.cn/sh/2022/03-15/9702234.shtml
http://www.chinanews.com.cn/sh/2022/03-15/9702515.shtml
◇参考情報
○吉林の大学でコロナ集団感染 当局の隠ぺいと失策、学生がSNSで暴露
○西安でコロナ感染拡大が再燃 「BA.2」検出