外務省は22日、在中国日本大使館の外交官が21日午後、北京市内で中国当局に拘束されたと発表した。同省は、外交官の身体不可侵を定めたウィーン条約の明白な違反だとして、森健良外務次官が22日夜、楊宇駐日中国臨時代理大使を外務省に呼び、厳重に抗議した上、謝罪と再発防止を求めた。
林芳正外相は22日夜、大使館員の拘束について記者の質問を受け「到底看過できず断じて受け入れられない」と述べた。林外相によると、垂秀夫・駐中国大使も、呉江浩・中国外務省の部長助理に対して、謝罪と再発防止を求めた。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国外務省の華春瑩報道官は、大使館員の拘束について「この外交官は中国で、身分と合わない活動をししたため、関連部門が尋問を行った」と述べた。
◇出典
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_000733.html
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaiken4_001057.html#topic2
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/8-02232022120019.html
◇参考情報
○伊藤忠社員が刑期満了で出所 帰国を準備
○スパイ罪の日本人男性2人、控訴審で有罪判決確定
外務省は22日、在中国日本大使館の外交官が21日午後、北京市内で中国当局に拘束されたと発表した。同省は、外交官の身体不可侵を定めたウィーン条約の明白な違反だとして、森健良外務次官が22日夜、楊宇駐日中国臨時代理大使を外務省に呼び、厳重に抗議した上、謝罪と再発防止を求めた。
林芳正外相は22日夜、大使館員の拘束について記者の質問を受け「到底看過できず断じて受け入れられない」と述べた。林外相によると、垂秀夫・駐中国大使も、呉江浩・中国外務省の部長助理に対して、謝罪と再発防止を求めた。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国外務省の華春瑩報道官は、大使館員の拘束について「この外交官は中国で、身分と合わない活動をししたため、関連部門が尋問を行った」と述べた。
◇出典
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_000733.html
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaiken4_001057.html#topic2
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/8-02232022120019.html
◇参考情報
○伊藤忠社員が刑期満了で出所 帰国を準備
○スパイ罪の日本人男性2人、控訴審で有罪判決確定