中国のニュースサイト新華網などによると、国務院常務委員会がこのほど、河南省鄭州市で昨年7月20日に起きた豪雨災害の報告書を可決した。報告書は、鄭州市の党・政府の職務怠慢により、地下鉄やトンネルなどの水没で死傷者多数が発生したと指弾した。報告書を受け河南省は21日、鄭州市トップで、習近平国家主席とも関係が深い徐立毅党書記の解任を決めた。（写真は香港０１のサイト画面）

　報告書によると、河南省では昨年7月21日から23日に豪雨が発生。鄭州市では7月20日、地下鉄の水没などにより死者行方不明者が380人に上った。鄭州市は死者行方不明者数を把握しながら、計139人ついて報告を遅らせたり隠すなどした。

　報告書によると、鄭州市は7月28日ごろまで死者行方不明者数の隠ぺいを続けたが、「中央の指導者」が再三、要求したため7月末以降にようやく報告を始めた。台湾の中央通信社によると、この「中央の指導者」は李克強首相で、8月18、19両日に現地視察を行った後、災害復旧に向け

重要会議を主宰した。

　中央通信社によると、解任が決まった徐党書記は、習近平国家主席が、党書記などとして浙江省に在勤中の部下。習主席の地方勤務時代の下僚で、その後要職に就いた「之江新軍」の一人とされる。

◇出典

　中国のニュースサイト新華網などによると、国務院常務委員会がこのほど、河南省鄭州市で昨年7月20日に起きた豪雨災害の報告書を可決した。報告書は、鄭州市の党・政府の職務怠慢により、地下鉄やトンネルなどの水没で死傷者多数が発生したと指弾した。報告書を受け河南省は21日、鄭州市トップで、習近平国家主席とも関係が深い徐立毅党書記の解任を決めた。（写真は香港０１のサイト画面）

　報告書によると、河南省では昨年7月21日から23日に豪雨が発生。鄭州市では7月20日、地下鉄の水没などにより死者行方不明者が380人に上った。鄭州市は死者行方不明者数を把握しながら、計139人ついて報告を遅らせたり隠すなどした。

　報告書によると、鄭州市は7月28日ごろまで死者行方不明者数の隠ぺいを続けたが、「中央の指導者」が再三、要求したため7月末以降にようやく報告を始めた。台湾の中央通信社によると、この「中央の指導者」は李克強首相で、8月18、19両日に現地視察を行った後、災害復旧に向け

重要会議を主宰した。

　中央通信社によると、解任が決まった徐党書記は、習近平国家主席が、党書記などとして浙江省に在勤中の部下。習主席の地方勤務時代の下僚で、その後要職に就いた「之江新軍」の一人とされる。

◇出典