
中国メディアの澎湃新聞などによると、北京市で20日、新型コロナウイルスの新規患者5人が確認された。同市の15日以降の6日間に確認された新規患者は11人。北京市疾病対策予防センター、海淀、朝陽、豊台・房山の少なくとも3本の感染ルートで感染が拡大。変異株はデルタ株とオミクロン株の双方が検出されている。(写真は
東網のサイト画面)
中国紙・人民日報によると、同センターの副主任は、一部の感染の発端が、国際郵便や輸入貨物だった可能性があるとして、低温物流で運ばれる内外の食品を、極力ネットショップで購入しないよう呼びかけた。さらに、履歴管理が可能であるとして、食品は国内の正規の市場やスーパーマーケットで買うよう求めた。
北京では15日、初のオミクロン株感染者を確認。同センターは、この感染者は11日に、カナダで投函され米国、香港を経て届いた郵便物に触れて感染した可能性があるとした。19日に確認された患者5人のうち4人は、同じ低温物流倉庫の作業員。残る1人は作業員の家族。この中の3人からデルタ株が検出された。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、北京市当局が、一部の市中感染の発端がカナダ発の国際郵便だったとする指摘に、カナダ政府は反発。ジャンイブ・デュクロ保健相は「異常な説だ。専門家の意見を求めるつもりだ」と述べた。カナダ保健省の専門家もコロナウイルスの主な感染ルートは空気だなどとして、北京市当局の見解を疑問視している。
◇出典
https://m.thepaper.cn/baijiahao_16383735
https://m.gmw.cn/baijia/2022-01/20/1302771858.html
https://www.cna.com.tw/news/acn/202201200173.aspx
◇参考情報
○北京のコロナ感染者4人 デルタとオミクロン株検出
○北京のオミクロン株感染、国際郵便が発端 当局が見解

中国メディアの澎湃新聞などによると、北京市で20日、新型コロナウイルスの新規患者5人が確認された。同市の15日以降の6日間に確認された新規患者は11人。北京市疾病対策予防センター、海淀、朝陽、豊台・房山の少なくとも3本の感染ルートで感染が拡大。変異株はデルタ株とオミクロン株の双方が検出されている。(写真は
東網のサイト画面)
中国紙・人民日報によると、同センターの副主任は、一部の感染の発端が、国際郵便や輸入貨物だった可能性があるとして、低温物流で運ばれる内外の食品を、極力ネットショップで購入しないよう呼びかけた。さらに、履歴管理が可能であるとして、食品は国内の正規の市場やスーパーマーケットで買うよう求めた。
北京では15日、初のオミクロン株感染者を確認。同センターは、この感染者は11日に、カナダで投函され米国、香港を経て届いた郵便物に触れて感染した可能性があるとした。19日に確認された患者5人のうち4人は、同じ低温物流倉庫の作業員。残る1人は作業員の家族。この中の3人からデルタ株が検出された。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、北京市当局が、一部の市中感染の発端がカナダ発の国際郵便だったとする指摘に、カナダ政府は反発。ジャンイブ・デュクロ保健相は「異常な説だ。専門家の意見を求めるつもりだ」と述べた。カナダ保健省の専門家もコロナウイルスの主な感染ルートは空気だなどとして、北京市当局の見解を疑問視している。
◇出典
https://m.thepaper.cn/baijiahao_16383735
https://m.gmw.cn/baijia/2022-01/20/1302771858.html
https://www.cna.com.tw/news/acn/202201200173.aspx
◇参考情報
○北京のコロナ感染者4人 デルタとオミクロン株検出
○北京のオミクロン株感染、国際郵便が発端 当局が見解