香港衛生署は27日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の水際対策強化のため、南アフリカやボツワナなどアフリカ南部7カ国からの到着者に対し検疫を強化すると発表した。同署「検疫センター」へ7日間滞在した後、指定のホテルでの隔離を義務付ける。（写真は星島網のサイト画面）
台湾の中央通信社によると、香港では25日、オミクロン株の感染者2人を確認した。1人は、南アフリカから11日に到着した男性で、香港国際空港内のホテル「富豪機場酒店」で隔離中に感染が確認された。もう1人はこのホテルで、男性の部屋の向かい側で隔離中に感染した。
香港メディアの香港０１によると、香港政府顧問で香港中文大呼吸系統科の許樹昌教授は29日、オミクロン株の感染力はデルタ株をはるかに上回るが、香港ではこれまでのところ、市中感染は起きておらず、近く予定されている中国本土との往来再開に影響しないとの見方を示した。
香港０１によると、香港と中国本土の政府は、１日当たりの人数を制限した上で、双方の「健康カード」提示を条件に、検疫免除による往来再開で合意している。香港では12月初めに再開するとのうわさが流れていたが、オミクロン株の感染者確認で、12月下旬になるとみられている。
◇出典
https://www.news.gov.hk/chi/2021/11/20211127/20211127_202708_109.html
https://www.hk01.com/%E7%A4%BE%E6%9C%83%E6%96%B0%E8%81%9E/706034/%E9%80%9A%E9%97%9C-%E8%A8%B1%E6%A8%B9%E6%98%8C-omicron%E6%94%BB%E6%93%8A%E5%8A%9B%E5%8B%81%E9%81%8Edelta-%E6%B2%92%E6%B5%81%E5%85%A5%E7%A4%BE%E5%8D%80%E6%9A%AB%E4%B8%8D%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E9%80%9A%E9%97%9C?itm_source=universal_search&itm_campaign=hk01&itm_content=all&itm_medium=web
https://www.hk01.com/%E7%A4%BE%E6%9C%83%E6%96%B0%E8%81%9E/705904/01%E6%B6%88%E6%81%AF-%E9%80%9A%E9%97%9C-%E5%BB%B6%E8%87%B312%E6%9C%88%E4%B8%8B%E6%97%AC-%E6%B8%AF%E5%BA%9C%E5%8A%9B%E7%88%AD%E5%90%8D%E9%A1%8D%E9%81%A0%E5%A4%9A%E6%96%BC1000%E5%80%8B?itm_source=universal_search&itm_campaign=hk01&itm_content=all&itm_medium=web
https://www.cna.com.tw/news/acn/202111270174.aspx
◇参考情報
○上海でコロナ新規患者3人 直前に江蘇蘇州で観光
○大連の新型コロナ新規患者4人 感染拡大に歯止めか
○大連でコロナ患者新たに60人 食品会社と大学で多数