中国メディアの東北新聞網によると、遼寧省気象局は、同省で7～9日に降った大雪について、「遼寧省気象災害評価方法」に従い、最も厳しいレベルの「一級豪雪災害」と評価した。省内では、ハウスや家畜舎の倒壊など農業と畜産業に大きな被害が出た。（写真は東網の画面）

　同省の降雪は6日に始まって7日早朝から強まり、その後、80時間余り続いた。省内の全観測所62カ所のうち39カ所で30センチを上回る降雪を記録。瀋陽、鞍山、錦州などの観測所25カ所の降雪量は、完全な記録が残る1951年以降で最多となった。また、瀋陽市の平均降雪量と積雪量は1905年以降の最多記録を更新した。

　遼寧省農業農村庁によると、9日現在、省内農地の被災面積は約6100ヘクタール（ｈａ）、被災したビニールハウスなどの農業施設は5万8291棟、畜産場は1万1600カ所。倒壊した家畜舎や鶏舎と付属施設の面積は676万1600平方メートル。直接的な経済的損失は17億元（304億円）に上った。

◇出典

　中国メディアの東北新聞網によると、遼寧省気象局は、同省で7～9日に降った大雪について、「遼寧省気象災害評価方法」に従い、最も厳しいレベルの「一級豪雪災害」と評価した。省内では、ハウスや家畜舎の倒壊など農業と畜産業に大きな被害が出た。（写真は東網の画面）

　同省の降雪は6日に始まって7日早朝から強まり、その後、80時間余り続いた。省内の全観測所62カ所のうち39カ所で30センチを上回る降雪を記録。瀋陽、鞍山、錦州などの観測所25カ所の降雪量は、完全な記録が残る1951年以降で最多となった。また、瀋陽市の平均降雪量と積雪量は1905年以降の最多記録を更新した。

　遼寧省農業農村庁によると、9日現在、省内農地の被災面積は約6100ヘクタール（ｈａ）、被災したビニールハウスなどの農業施設は5万8291棟、畜産場は1万1600カ所。倒壊した家畜舎や鶏舎と付属施設の面積は676万1600平方メートル。直接的な経済的損失は17億元（304億円）に上った。

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