河南省鄭州市政府は4日、住民にＰＣＲ検査を実施した結果、新型コロナウイルスの感染者101人を確認したと発表した。同市では7月30日に無症状感染者1人を確認し、検査を進めていた。感染者のうち患者は16人、無症状感染者は85人だった。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）が伝えた。

　同市政府関係者によると、検査人数は1100万人超。感染者は主にインド型「デルタ株」に感染していた。大多数は、海外からの入国者を収容する鄭州市第六人民病院内で感染した。

　台湾中央通信社によると、鄭州市は、北京に向かう国際航空便が一時立ち寄り、乗客らが隔離の上でＰＣＲ検査を受ける全国12カ所の一つ。同病院は、入国者を受け入れの指定病院となっていた。

　河南省は7月、鄭州市を中心に大規模な水害に見舞われた。習近平国家主席は7月21日、水害の救援活動に関連して「大災害後の疫病流行」を阻止するよう命じた。しかし、同病院で院内感染が発生する結果となった。同病院トップの馬淑煥・党書記と鄭州市衛生健康委員会の付桂栄主任の2人が、感染者の確認直後に解任された。

  河南省鄭州市政府は4日、住民にＰＣＲ検査を実施した結果、新型コロナウイルスの感染者101人を確認したと発表した。同市では7月30日に無症状感染者1人を確認し、検査を進めていた。感染者のうち患者は16人、無症状感染者は85人だった。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）が伝えた。

　同市政府関係者によると、検査人数は1100万人超。感染者は主にインド型「デルタ株」に感染していた。大多数は、海外からの入国者を収容する鄭州市第六人民病院内で感染した。

　台湾中央通信社によると、鄭州市は、北京に向かう国際航空便が一時立ち寄り、乗客らが隔離の上でＰＣＲ検査を受ける全国12カ所の一つ。同病院は、入国者を受け入れの指定病院となっていた。

　河南省は7月、鄭州市を中心に大規模な水害に見舞われた。習近平国家主席は7月21日、水害の救援活動に関連して「大災害後の疫病流行」を阻止するよう命じた。しかし、同病院で院内感染が発生する結果となった。同病院トップの馬淑煥・党書記と鄭州市衛生健康委員会の付桂栄主任の2人が、感染者の確認直後に解任された。