
中国メディアの央広網によると、湖北省の保健当局は3日、記者会見で、新型コロナウイルスの新規患者6人を確認したと発表した。湖北省疾病対策予防センターによれば、6人はインド型「デルタ株」の感染者だった。省都の武漢市政府は、約1000万人の市民全員に対しPCR検査を実施する方針を明らかにした。(写真は
RFAのサイト画面)
湖北省の当局によると、新規患者6人は、武漢経済技術開発区が住民に行ったPCR検査で8月2日に見つかった。同開発区では1日の検査で、新規患者1人を確認した。この患者は、7月27日、同省荊門高速鉄道駅の待合室で、江蘇省淮安市の観光ツアー客と接触。その後、濃厚接触者の6人に感染させた。当局は同開発区の一部を新型コロナウイルスの感染リスク等級で「中」に指定し、出入りの規制を始めた。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、武漢市は2020年、新型コロナの感染拡大が最初に発生した地域。市政府が市内の住宅地十数カ所で出入りの規制を始めたことで、市民は昨年同様、全市のロックダウンが行われることを懸念。スーパーマーケットなどに駆けつけ、食品などの買いだめを始めた。ネット上では、商品がなくなったスーパーの商品棚などの写真が多数投稿されている。
新華網によると、武漢市商務局は、市民の生活必需品は十分な在庫があること、市内の主なスーパーマーケット13社とガソリンスタンド400カ所余りは、平常通りの営業を続けていること、出入り規制が行われている住宅地でも、近くのスーパーから生活物資の供給が行われ、価格も安定しているなどと発表。市民に平静を呼び掛けた。
※出典
http://news.sina.com.cn/o/2021-08-04/doc-ikqciyzk9416486.shtml 央広網
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/huanjing/ql-08032021044221.html RFA
◇参考情報◇
○「湖南張家界」絡む感染者相次ぐ 都市封鎖を発令
○南京のコロナ感染17省26市に拡大 湖南のショーで拡散

中国メディアの央広網によると、湖北省の保健当局は3日、記者会見で、新型コロナウイルスの新規患者6人を確認したと発表した。湖北省疾病対策予防センターによれば、6人はインド型「デルタ株」の感染者だった。省都の武漢市政府は、約1000万人の市民全員に対しPCR検査を実施する方針を明らかにした。(写真は
RFAのサイト画面)
湖北省の当局によると、新規患者6人は、武漢経済技術開発区が住民に行ったPCR検査で8月2日に見つかった。同開発区では1日の検査で、新規患者1人を確認した。この患者は、7月27日、同省荊門高速鉄道駅の待合室で、江蘇省淮安市の観光ツアー客と接触。その後、濃厚接触者の6人に感染させた。当局は同開発区の一部を新型コロナウイルスの感染リスク等級で「中」に指定し、出入りの規制を始めた。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、武漢市は2020年、新型コロナの感染拡大が最初に発生した地域。市政府が市内の住宅地十数カ所で出入りの規制を始めたことで、市民は昨年同様、全市のロックダウンが行われることを懸念。スーパーマーケットなどに駆けつけ、食品などの買いだめを始めた。ネット上では、商品がなくなったスーパーの商品棚などの写真が多数投稿されている。
新華網によると、武漢市商務局は、市民の生活必需品は十分な在庫があること、市内の主なスーパーマーケット13社とガソリンスタンド400カ所余りは、平常通りの営業を続けていること、出入り規制が行われている住宅地でも、近くのスーパーから生活物資の供給が行われ、価格も安定しているなどと発表。市民に平静を呼び掛けた。
※出典
http://news.sina.com.cn/o/2021-08-04/doc-ikqciyzk9416486.shtml 央広網
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/huanjing/ql-08032021044221.html RFA
◇参考情報◇
○「湖南張家界」絡む感染者相次ぐ 都市封鎖を発令
○南京のコロナ感染17省26市に拡大 湖南のショーで拡散