中国国家海洋局は、中国海警局の「海警」4隻が24日、釣魚島（沖縄県尖閣諸島の中国名）の12カイリ内を約2時間航行したと発表した。中国公船は6月5日にも同諸島の日本領海に侵入した。領海侵入は今年16回目となる。北米の中国語紙、世界日報が25日伝えた。（写真は世界日報のキャプチャー）
第11管区海上保安本部（那覇）によると、4隻のうち1隻は機関砲とみられる装備を搭載していた。海上保安庁の巡視船が退去を求めた。また、別の巡視船が中国海洋調査船「勘４０７」がケーブルのようなものをえい航しているのを発見。調査の中止を要求した。