中国華南、西南部で豪雨が続いており、貴州、江西の両省では25日までに16人が死亡、9人が行方不明になった。湖南を加えた3省で河川多数が氾濫、都市や農地が冠水した。中央社が25日伝えた。
貴州省の豪雨は22日から始まり、25日午前9時現在9人が死亡、2人が行方不明になった。各地で小規模な山崩れが発生し、被災人口は80万人、避難者は2万人に上った。
江西省では省都南昌、九江などで豪雨被害が発生し、25日午前8時現在7人が死亡、7人が行方不明。約20万6000人が避難した。住宅の倒壊は600戸に上った。
湖南省でも24日午前から豪雨となり、省内の平均雨量は33.6ミリ。省都長沙は全省最多の120.5ミリを記録した。