コロナ対策ボランティア刺殺 警察が住民拘束 黒竜江

22021年2月05日志 中国黒竜江省ハルビン市公安局(警察)によると、3日午後0時40分ごろ、同市呼蘭区康金鎮の住宅地区「康楽小区」で、新型コロナウイルス対策で地区住民の出入りを規制する活動を行っていたボランティアの男性が、住民の男に刃物で刺された。男性は、病院に運ばれたがまもなく死亡。駆けつけた警察官が男を拘束し、取り調べを行っている。ニュースサイトの看看新聞が4日伝えた。(写真は東網のサイト画面)

 呼蘭区は、新型コロナの感染リスク等級で「高」が2カ所、「中」が「康楽小区」を含め7カ所あり、18日からロックダウンが行われている。男性は同小区の門を出ようとした際、いきなり男に刺された。男性は約3キロ離れた村落に住んでいた。

 台湾・自由時報によると、中国では新型コロナ対策をめぐり、検査や外出規制を嫌う住民と、末端係員やボランティアとの争いが頻発。1月には河北省秦皇島市でも、検温活動中の係員を住民が車ではね、死亡させる事件が起きた。警察が住民を拘束し取り調べている。

中国新型コロナの国内新規患者55人 黒竜江と吉林が43人
中国の新型コロナ新規患者124人 吉林、黒竜江が102人

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