米軍電子偵察機が中国山東沖黄海上空を飛行 空中給油も 安全保障 2021.02.04 米空軍の電子偵察機「RC135Sコブラボール」が3日、山東省膠東半島沖の黄海上空を飛行した。また、同上空で米軍の空中給油機「KC135T」から給油を受けた。香港メディアの東網が3日伝えた。 北京大学のグループの3日のツイッターによると、米軍電子偵察機は3日午前に沖縄を離陸し、東シナ海の中国の防空識別圏(ADIZ)を通過して黄海上空に入った。空中空輸機も沖縄から飛来した。 同グループによると、「RC135Sコブラボール」は昨年9月にも黄海上空に飛来。虚偽のコードを使い、マレーシアから飛来したと見せかけ、旋回飛行を続けてから6時間後に離れた。この時は、山東省の沿岸からわずか56カイリまで接近したという。 ★参考情報★ ーーーーーーー ●南シナ海で中国が実弾演習 米軍機と艦艇も出没 ●中国の南シナ海領有「完全に違法」 米国務長官が声明●中印国境紛争で米国務省高官、現状変更と中国批判