ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、中国上海で2018年、習近平国家主席の
肖像に墨汁をかけて拘束された女性の董瑶ケイ(王に京)さん(31)が、精神病院への入院を強制されたと訴える動画をツイッターに投稿した。(写真は博訊新聞網のキャプチャー)

董さんは18年7月、上海の繁華街で、習主席の宣伝用肖像画に墨汁をかけ、「習近平よ、私を逮捕しにくるのをここで待っている」と語る動画をSNSに投稿した
董さんはこのほど、中国では禁止されているツイッターに短い動画を投稿。「精神病院への入院を経て、今年初めに仕事を与えられた。行動を監視され、他人と会うことを制限されている」と述べた。
董さんはさらに「自由に仕事を選びたいし、友だちを持つ自由も欲しい。今はなんの自由もない。息が詰まるような監視をされるなら、死んだほうがまし。もうだめになりそう」と涙ながらに語った。
董さんは、湖南省の故郷に行動を制限されている。中国の人権活動家によると、王さんは母親と2人で暮らしているという。
友人によると、王さんは事件後、精神病院に2回、強制的に入院させらた。米国に本部を置く中国の人権擁護団体「チャイニーズ・ヒューマンライツ・ディフェンダーズ(CHRD)」によると中国当局は、反体制派の弾圧のためしばしば精神病院を使うという。
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