中露海軍、日本海とオホーツク海で合同演習へ

 中露海軍の合同演習「海上連合2017」への参加のため、中国海軍の駆逐艦長沙、ミサイル駆逐艦運城、総合補給艦駱馬湖の3艦からなる艦隊が18日、海南省三亜市の基地を出港した。合同演習はバルト海で7月下旬、日本海とオホーツク海で9月にそれぞれ行われる。19日付北京日報などが伝えた。

 バルト海での演習は第1段、日本海・オホーツク海は第2段。中国海軍はいずれも長沙など3艦のほか、ヘリコプター、海軍陸戦隊(海兵隊)が参加する。第1段は中国艦隊がサンクトペテルブルク、カリーニングラードでロシア艦隊と合流して行われる。第2段の具体的な内容は両国が現在検討を進めている。

 「海上連合2017」は、海難救助と海上経済活動の安全確保をテーマに毎年行われている。海上の安全の脅威に対する共同対処能力と指揮能力の向上が目的となる。
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