江蘇・南通中心部で路面陥没、ワゴン車転落もけが人なし

 南通陥没江蘇省南通市江淮路で10日午後3時ごろ、路面が突然陥没して大きな穴が開き、ワゴン車1台が転落した。車内は無人でけが人はなかった。人民網などが11日伝えた。(写真は中国青年網のキャプチャー)

 現場では午後4時50分ごろにも再び陥没が起き穴が広がった。陥没した面積は約200平方メートルで、穴は最も深いところで約10メートルあった。

 当局の調べによると、過去の工事で埋め戻しを行った際、土の密度が不十分だった上、水道管からの水漏れで地下に空洞ができたことが原因とみられる。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国の北京、天津、河北など20省(自治区・市)で近年、道路陥没事故が50件以上起きている。原因について業界関係者は「都市化の速度が急なため、地下の開発と各種のパイプの設置が無秩序に行われている」と話している。

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