
乗客が撮影した写真によると、エンジン先端のカバーが脱落し大きな穴が開いた。離陸の際、最初に空港職員が機体の異常に気づき同便の乗組員に伝えた。空港近くの住民は爆発音が聞こえたと話している。
乗客によると、焦げた臭いがした後、機内に煙がただよい始めた。左側エンジンで異常が起きたため、乗組員の指示で機内左側の乗客が座席を離れて避難した。
機長は万一に備えて燃料を放出した後、空港に戻った。滑走路付近では消防車が待機した。
業界関係者は「離陸段階の速度が遅く、高度が低い時にエンジンが故障した。かなり危険だった」と話している。